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うだつの町で、永く愛され続けてきた美酒

江戸時代の風景をそのまま残し、町並みの中に今も多くの「うだつ」が現存する、うだつの上がる町、美濃市。ユネスコ無形文化遺産にその技術が登録された本美濃紙を始め、古くから和紙産業で栄えてきた町です。この町並みの中で、安永元年(1772年)に創業し、今もなお愛され続けている老舗の造り酒屋があります。酒屋の名は小坂酒造場。長良川の伏流水と酒造りに適した気候風土により、代表的な銘酒「百春」を始め、多くの地酒を醸造しています。建物も当時のまま残されており、ここでも江戸時代のうだつを見ることが出来ます。また、屋根全体がむくりと呼ばれる弧を描いた特徴的な形になっており、国指定重要文化財に指定されています。古い町並みで伝統を感じながら、美味しいお酒に舌鼓を打つのはいかがでしょうか。和紙とうだつの町、美濃市へ、是非足を運んでみて下さい。

この地域にある酒蔵