昇龍道には「龍」にまつわる
伝説や神話が数多くあります。
日照り続きのときに雨乞いのため訪れ、龍神の力がこめられた
池からいただいた水を地面につけないよう郷里の田畑まで
運び注ぐことで恵みの雨を降らせてもらうという風習が
いまも残る神社。
鯉が滝を登り龍に変化したという伝説をもとに、
立身出世を願う日本の風物詩・鯉のぼり。
氾濫を繰り返してきた川に龍の姿を見出し、
龍神の名を冠する川…。
日本ではいまも龍の息づかいを感じることのできる場所
が少なくありません。
自然、神社仏閣、美術工芸品などに
ただよう龍の気配を感じる
昇龍道へ、いざ。