醸造のまち へきなん
碧南市は、名古屋市から車や電車で１時間圏内に位置しています。
温暖な気候と風土に恵まれ、窯業、鋳物、醸造などの伝統産業と近代的な輸送用機器関連産業などがバランスよく存在し、さらには、商業、農業、漁業とも調和のとれた産業構造となっています。
中でも、醸造業が盛んで、「白しょうゆ・白だし発祥の地」、「日本最古のみりん」が誇り。代表的な地酒はすっきりとした辛口の「昇勢」。（慶応2年創業、永井酒造）蔵元の見学などもできる「醸造のまち へきなん」は、酒、酢、醤油、味噌などの醸造文化を持つ常滑市、半田市、西尾市と連携した「竜の子街道」にも含まれます。蔵元が多くある市南部は昔へタイムスリップしたかのような、黒塀や細い路地、お寺が点在する大浜てらまち地区。名鉄碧南駅から歩いて回れるお寺めぐりも人気です。十カ寺を巡ると、何かいいことがあるかも。
九重みりん時代館と大蔵
安永元年（1772年）創業。「九重みりん時代館」では、みりん醸造に関する道具や古文書が展示されています。酒造蔵を移動改築した「大蔵」は、国の登録有形文化財に登録されており、見学もできます。初築後300年以上たった今も、その雄大な姿を見せています。
白しょうゆを使った「へきなん焼きそば」
碧南発祥の白しょうゆ、碧南の特産品であるブランドにんじん「へきなん美人」、その他碧南特産の玉ねぎやえびせんべいを材料とした「へきなん焼きそば」。地産地消の焼きそばは、市内のお店で食べることができます。