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歴史ロマンあふれる水郷の町、蟹江町

ユネスコ無形文化遺産「須成祭」が開催される蟹江町は、名古屋駅から電車で10分、車で20分の場所にある水郷と温泉・歴史の町です。随所に川が流れ、源泉かけ流しの温泉はご宿泊、日帰り、足湯と施設が整い、年間3万人以上が利用しています。800年以上前の源氏伝説に記載があるように歴史は古く、現在にも蟹江合戦の史跡や伝統行事が継承され、大文豪の歌碑、俳句・短歌の文学苑や文学散歩道が水郷風景に設けられています。蟹江町は昔から水運業と醸造業が盛んで、10数軒の造り酒屋がありました。今は2軒の酒蔵が150年余りの伝統を継承しています。その1軒である甘強酒造は、全国の催事にも参加し、伝統を誇る酒蔵で、甘強味醂旧本社事務所など4棟が文化庁の登録有形文化財建造物として登録されおり、近代遺跡としても重要です。愛知県への日本酒の旅は、交通便利な蟹江町で、伝統のおいしい日本酒をご賞味ください。

歴史を感じさせる看板

明治から昭和初期に建てられた甘強酒造の建物は、看板にも歴史を感じます。

文化庁の登録有形文化財建造物

創業文久二年。140年の歴史を色濃く残す酒蔵。

甘強味醂旧本社事務所

文化庁の登録有形文化財建造物として登録されている重要な近代遺跡です。

イベントの様子

甘強酒造は、本みりん(味醂)や焼酎の蔵元でもあります。

この地域にある酒蔵