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六古窯として日本遺産に認定された
常滑焼の酒器で飲む、常滑の銘酒

風光明媚な愛知県知多半島にある“やきもののまち”常滑市。急須や招き猫が全国的に有名な常滑焼は「日本六古窯(常滑・越前・瀬戸・信楽・備前・丹波)」の一つであり、2017年4月には日本遺産に認定されました。土管と焼酎瓶が壁面を覆う「土管坂」や、「見守り猫とこにゃん」を始めとする散策路「やきもの散歩道」はSNS映えするスポットとして人気を集めています。散歩道内にある、常滑焼の買い物が楽しめるギャラリーや工房・古民家を改装したカフェを巡るのも楽しいです。
市内には、「白老」(澤田酒蔵株式会社)、「ねのひ」(盛田株式会社)、という二つの酒蔵があり地元の人々に親しまれています。白老は創業170周年。「ねのひ」は350年を越える歴史を持ちます。常滑焼を生んだ職人の町で、蔵人たちの熱い心が今に息づく、伝統の酒蔵がここにあります。

常滑焼

平安時代末期に始まり、良質で豊富な陶土と燃料になる森林に恵まれ、日本六古窯の中でも最も大きな産地であったと言われています。日本の中心に位置し、海路の便が良いことから常滑焼は全国各地へ運ばれました。現在はタイルや衛生陶器、食器、茶器、そして酒器など多種多様なやきものが作られています。

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