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神さまが住む町「能登町」と
土地に息づく日本酒文化

世界農業遺産にも認定された奥能登 能登町は、1300年以上続く農村文化や神事が多く残る「神さまが住む町」である。田の神に祈る神事「あえのこと」や能登のキリコ祭りを代表する勇壮な「あばれ祭」などで今もなお、その空気を感じることができる。また、能登町の里山里海には、人と自然が共存する「日本の原風景」があり、新鮮な海の幸・山の幸に恵まれた豊かな食文化が堪能できる。

さらに、能登町は日本四大杜氏集団のひとつに数えられる能登杜氏のふるさとでもある。濃厚でしっかりとした味わいを特徴とし、「吟醸酒づくりは能登流が一番」と言われるほど、数多くの銘酒を生み出してきた。その背景には、豊かな自然や新鮮な食文化はもちろん、先人のたゆまぬ努力があった。「能登はやさしや土までも」と伝えらえるように、純粋でねばり強い能登の人情がお酒にも表れている。

懐かしいふるさとに帰ってきたような風景の中で、美味しい酒と食を堪能しに来ていただきたい。

のと寒ぶり

11月~2月にかけて能登町宇出津港で水揚げされる7㎏以上のぶり「のと寒ぶり」。極寒の日本海で育った天然物は丸々としていて、身は引き締まり、刺身は脂で醤油も弾くほど最高の脂の乗りです。
1月には「のと寒ぶりまつり」を開催。のと寒ぶりの他にもグルメテントが並び、能登町の冬の味覚が堪能できる。

あえのこと神事

「あえのこと」は、稲作を守る田の神様に祈り、感謝する奥能登の代表的な民俗行事で、昭和51年に国の重要無形民俗文化財に、平成21年9月30日には世界無形遺産に登録されました。
12月5日、1年の収穫を終えた田んぼから夫婦神である田の神様を迎え、ごちそうでもてなし、翌春の2月9日に田んぼに送られます。

あばれ祭

石川県の無形民俗文化財に指定されている宇出津八坂神社の「あばれ祭」。約40基のキリコが大松明を火の粉を浴びながら進む。神輿は海や川、火の中に投げ込まれたり、地面に叩きつけられたりする。

春蘭の里

日本の原風景が残る「能登の里山」で、四季に合わせた農業体験ができる。農家に泊まり、家族の団らんのような癒しの時間を過ごすことができる。

この地域の体験プログラム

能登杜氏のふるさと「聖地巡盃」
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