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能登杜氏の技が生きる
奥能登の風土と歴史が育んだ
輪風の酒

酒どころ石川の技を支えてきた能登杜氏は、越後・南部・丹波杜氏と並んで日本の四大杜氏の一つとして高い評価を得ており、今日まで伝統を守り続けています。
酒蔵の最高責任者である杜氏は「おやっさん」と呼ばれ、頭、麹師、酒母廻り、道具廻し、船頭(酒を絞る係)、さらに米を蒸す釜屋、麹室で働く室子など、それぞれが担当する仕事を統括しています。昔から蔵人の頂点に立つ人である杜氏は農村漁村の出身がほとんどで、酒屋働きの酒男は「能登衆」と呼ばれ一般労働者とははっきり区別されてきました。
その職分が確立されたのは江戸期以後といわれ、秋も深まれば蔵人統率してそれぞれの酒蔵へとむかい、春まで昼夜を問わずに酒造りに励みます。
古から続く能登杜氏の歴史。人と自然に恵まれた輪島。
能登流酒造りの伝統を守りながら、能登杜氏の技により銘酒が厳然と受け継がれています。

輪島塗

100以上の行程を経て仕上がる堅牢優美な輪島塗。
輪島塗の口当たりの良さがお酒の味をよりいっそう引き立てます。
種類も豊富なので自分好みの酒器を探してお酒をいただくのも楽しみの一つです。

あえのこと

『あえのこと』の「アエ」は「饗応(もてなしをすること)」を、「コト」は「祭事」を意味するといわれています。
各農家が先祖代々から田の神様に稲作の豊穣祈願と収穫の感謝をこめて行ってきた神事です。もともと地域の行事ではなく、各農家の純朴な原始信仰につらなる慣行であるため、儀式の様式は農家により様々です。

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輪島 酒蔵めぐり
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