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木曽の名水から生まれた、素朴な地酒

長野県木曽町は江戸(現在の東京都)の日本橋と京都の三条大橋を結ぶ旧中山道の中間にある谷間の町。秋から冬の厳しい寒さの中で仕込まれる地酒は、木曽の豊かな水と自然に育まれた逸品として親しまれる。
木曽町発酵食品振興条例が出来た町内には、日本酒の酒蔵のほかに味噌やチーズ・ヨーグルト、どぶろくや、世界でも珍しい無塩乳酸発酵漬け物“すんき”など個性豊かな地域の発酵文化を体験できる。
また、4月には酒蔵と味噌蔵が合同で春の蔵開きを開催。蔵の見学のほかに蔵自慢の日本酒や甘酒などが楽しめる。徒歩での周回が可能なので、街なかの観光と合わせ楽しみたい。「まちの案内人」(有料ボランティアガイド・予約1週間前まで)と旧中山道の風景を思い浮かべながら一緒に町歩きをしてみては。

通年で木曽馬の乗馬体験が可能

木曽馬の里 木曽馬乗馬センターにて、雄大な御嶽山を眺めながら、数少ない木曽馬との触れ合いが楽しめます。

日本酒2蔵「七笑酒造」「中善酒造」

木曽町福島には、2つの酒蔵があります。1つ目は、「七笑酒造」。米の旨味を生かした旨口の酒造りで、酒呑みの心を満足させる酒を目指しています。2つ目は、慶応元年から続く酒蔵「中善酒造」。代表銘柄『中乗さん』は、地元の民謡「木曽節」から命名。飲むほどに癒される酒です。

この地域にある酒蔵