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鈴鹿山系からの豊かな清水により今も手仕事文化が息づくまち・愛荘町

琵琶湖の東部・湖東地域に位置する愛荘町は、鈴鹿山系からの豊かな清水と自然に恵まれるなど古くから水との関わりが深いまちで、中山道の宿場町があるなど古くから交通の要衝地でもありました。
このように自然と流通がもたらす恩恵を受け、地酒や太鼓、和菓子、近江の麻といったさまざまな手仕事文化が生まれ、近年では豊富な地下水を求めて多数の企業が進出しており、ものづくりの文化が根付いています。
その他、“血染めの紅葉”で有名な湖東三山真ん中のお寺「金剛輪寺」や、フラスコ型のガラスびんにびんの口よりも大きな手まりを封じ込めた不思議な工芸品「愛知川びん細工手まり」など、神秘的な物語が今も続いています。
豊かな自然と歴史に包まれた愛荘町の魅力をぜひ体感しにお越しください。

秦荘のやまいも

秦荘のやまいもは今から約300年前、伊勢参りの土産として持ち帰りこの地で栽培されたのが始まりと言われています。
栽培には種いもの養成に1年、いもを太らせるのに1年、2度の植え替えを経てじっくりと育てられます。
粘土質の土壌で育った秦荘のやまいもは、一般の長芋と比べて水分が少なく、すりおろすと箸でまとめて持ち上がるほどの強い粘りが特徴で、“山のウナギ”と別名を持つほど精がつき疲労回復・滋養強壮にも良いとされる食材です。
秦荘のやまいもをつかった磯辺揚げは日本酒との相性も抜群です。

愛知川びん細工手まり

フラスコ型のガラスびんに、びんの口よりも大きな手まりを封じ込めた不思議な工芸品“愛知川びん細工手まり”。愛荘町には江戸時代末期に伝わったと言われており、まるく(家庭円満)、中がよく(仲良く)見えると、新築や結婚祝いなどに喜ばれています。
愛知川びんてまりの館では、実物を展示する他、その歴史や制作工程を映像やパネルで解説しています。

この地域の体験プログラム

古から継承される酒蔵から、近江の地酒の歴史を知る。
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