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銘酒の秘訣は「美しい水」

静岡市では、北に3,000m級の山々が連なる「南アルプス」、南に最高深度2,500mの日本一深い海「駿河湾」といった、世界的にも類を見ない標高差5,500mの特徴的な地形がみられます。その駿河湾に注ぎ込む、全国でトップクラスの清らかさを誇る安倍川、同じく清流として知られる興津川、神沢川…。静岡市には、その貴重な自然が生み出す「美しい水」から日本酒を造る酒蔵が7つあり、鑑評会での入賞率が非常に高い静岡の地酒は、愛好家から高い評価を受けています。静岡市の日本酒に欠かせないのが静岡酵母です。静岡酵母の開発は、静岡市葵区駒形にあった、静岡県工業試験場の醸造研究室で始まりました。自然の恵みと酵母開発の努力。このふたつがすっきりとしていて香り高く、かつ、まるみのある静岡の地酒を作り出します。世界的にも人気が高まってきている日本酒をぜひご堪能ください。

静岡酵母

静岡県が開発したという、オリジナル清酒酵母「静岡酵母」。この酵母から生まれたお酒は静岡型吟醸と呼ばれ、「フレッシュで飲みあきない」「フルーティな香りで、雑味がない」などの口あたりが評判となっています。

吟醸王国・静岡

「静岡酵母」から生まれた静岡の地酒は、全国新酒鑑評会で数多くの賞を受賞。日本酒業界では、「吟醸王国」として知られています。

神沢川酒造場

桜エビとシラスで有名な港町由比町の街並みのその奥に、大きな「神沢川酒造」と書かれた煙突がのぞく。

この地域にある酒蔵