信長公のおもてなしが息づく
戦国城下町・岐阜市

日本のほぼ真ん中に位置する岐阜市は、名古屋から電車で20分の街で、高山や白川郷で有名な岐阜県の南部にある街です。岐阜市の中心地にそびえる金華山の上には岐阜城があります。戦国時代、この城に本拠を置いて天下統一を目指した織田信長の活躍した当時の面影を感じることができます。岐阜市は国から「信長公のおもてなし」が息づく戦国城下町・岐阜として日本遺産に認定された、織田信長ゆかりの街です。戦国時代、岐阜城を拠点に天下統一を目指した信長は、戦いを進める一方、城内に宮殿を建設し、軍事施設である城に「魅せる」という独創性を加え、城下一帯を最高のおもてなし空間としてまとめあげました。また、長良川鵜飼の鵜匠を保護し、岐阜を訪れた要人を鵜飼見物でもてなしたといわれています。そうした「信長のおもてなし」が今も息づく岐阜市には、信長の名前にちなんだ日本酒を造っている酒蔵もあります。信長の足跡を感じながら酒蔵を巡ってみてはいかがでしょうか。