日本酒って何!?

日本酒の種類

 純米酒に大吟醸、本醸造…。日本酒のラベルに書かれているこれらの名称、その意味を知っていますか?

 

 これらは原材料や醸造方法の違いを記したもの。日本酒は原材料の違いで「純米」と記載されているものとそうでないものの、大きくふたつに分けられます。そしてさらに醸造方法の違いで9つに分類されるのです。

 

 なお「純米」はお米と米麹だけで造られたお酒のこと。「純米」の記載がないものは、お米と米麹に、醸造アルコールを加えて造られています。

 醸造アルコールは香りやスッキリとしたキレのもとになります。そのため純米酒は甘味のある濃い味のものが多いのに対し、醸造アルコールを添加したお酒は辛めの薄口タイプが多いのが特徴です。

 

純米記載のあるもの

純米酒 特別純米酒 純米吟醸酒 純米大吟醸酒

 

純米記載のないもの

普通酒 本醸造酒 特別本醸造酒 
吟醸酒 大吟醸酒

精米歩合による味の違い

日本酒に使うお米は、いつも私たちが食べているお米よりも、外側を大きく削ります。

これは、お米の旨味は中心部ほど強く、外側は雑味のもとになるから。

芯の純粋な部分だけ使うことで、より旨味の豊かなお酒ができるのです。

削れば削るほど少量になるため、その分コストも高くなり、日本酒の値段も高くなります。