07「珠玉と歩む物語」小松~時の流れの中で磨き上げた
石の文化~

  • 碧玉アクセサリー

小松の人々は弥生時代の碧玉の玉つくりを始まりとして、2300年にわたり、金や銅の鉱石、メノウ、オパール、水晶、碧玉の宝石群、良質の凝灰岩石材、九谷焼原石の陶石などの石の資源を見出してきました。
ヤマト王権の諸王たちが権威の象徴として、挙って求めるなど、時代のニーズに応じて、現代の技術をもってしても、再現が困難な高度な加工技術を磨き上げ、人・モノ・技術が交流する、豊かな石の文化を築き上げています。

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石川県小松市のおすすめ

① 那谷寺

那谷寺は717年泰澄神融禅師により開創。白山の神を信仰し、洞窟の中に千手観音をまつっています。洞窟は母親の胎内とみて古い時代より、「胎内くぐり」の聖地です。これにより、新たに生まれ変わり、罪が浄められると信じられました。平安時代花山法皇により、岩屋寺より那谷寺と改名されました。

② 滝ヶ原エリア

石の文化拠点の一つ。アーチ型石橋が点在し、更に今でも採石している石切り場やまるでパルテノン神殿のような石切り場跡が目を引きます。地元にはガイドがおり、この地域の歴史や建造物を楽しく説明してくれます。

③ 鵜川石切り場跡

飛鳥時代の河田山古墳石室から近世の小松城石垣、そして近代建築物にまで長い時代にわたって多用された石材の採石跡。真っ暗な洞窟を照らすと長年にわたってできた幻想的な水溜りが見られます。

  • 滝ヶ原石切り場
  • 滝ヶ原アーチ石橋郡
  • 鵜川石切り場跡