トヨタ自動車本社でトヨタを知る
トヨタの歴史は、豊田佐吉が愛知県刈谷市に設立した「豊田自動織機製作所」内の一部署として、息子の喜一郎が1933年に自動車部を設置したのが始まりです。
1937年にトヨタ自動車工業 株式会社として独立した翌年、愛知県挙母町(現豊田市)に大規模な工場を設置し、量産を本格化させました。1947年には早くも国内生産累計10万台を達成します。1950年代以降は安全で高性能な大衆車を次々に開発。高品質を保ちつつ、生産性を向上させた「トヨタ生産方式」によってつくられた車を全世界に輸出するようになります。
現在も本社はこの地にあり、敷地内に建つトヨタ会館では、「環境」「安全」に対する取り組みを中心に、企業姿勢や自動車の未来について知ることができるほか、事前予約制の工場見学の発着地ともなっています。
トヨタの“今”を体感
館内に入ると最初に目に飛び込んでくるのが、バイオリンを演奏する「トヨタ・パートナーロボット」や、一人乗り電気自動車「i-ROAD」です。そして最先端の環境技術を装備したエコカーや実際にレースで走行していたモータースポーツカー、トヨタやレクサスの主要モデル約20台などを展示するほか、安全運転をサポートする仕組みを体験できる「ドライビングシミュレーター」、子ども向けの「クルマ教室」などがあり、トヨタの“今”を体感できます。
また、ミュージアムショップでは、トヨタのオリジナルグッズやトヨタ関連の書籍を販売しています。
トヨタ会館
- 所在地
- 愛知県豊田市トヨタ町1
- 営業時間
- 9:30~17:00
- 休日
- 日曜、GW、夏期連休、年末年始他(休館日はHP参照)
- 料金
- 入館無料
- TEL
- 0565-29-3345
- アクセス
- 愛知環状鉄道「三河豊田」駅から車で約5分
東名高速道路豊田インターから車で約20分 - HP
- http://www.toyota.co.jp/jp/about_toyota/facility/toyota_kaikan/
(工場見学予約受付も上記より可能)