03海と都をつなぐ
若狭の往来文化遺産群~御食国若狭と鯖街道~

  • 熊川宿

若狭は古代から「御食国」として、塩や海産物など豊富な食材を都に運び、都の食文化を支えてきた地です。また、大陸からつながる海の道と都へとつながる陸の道が結節する、最大の拠点となった地であり、古代から続く往来の歴史の中で、街道沿いには港、城下町、宿場町が栄え、また往来によりもたらされた祭礼、芸能、仏教文化が街道沿いから農漁村にまで広く伝播し、独自の発展を遂げました。
近年「鯖街道」と呼ばれるこの街道沿いには、往時の賑わいを伝える町並みとともに、豊かな自然や、受け継がれてきた食や祭礼など様々な文化が今も息づいています。

お問い合わせ
小浜市・若狭町日本遺産活用推進協議会(事務局小浜市役所 文化課内)
電話番号
0770-53-1111(代)
FAX番号
0770-52-3223
関連サイト
日本遺産 御食国若狭と鯖街道

福井県小浜市・若狭町のおすすめ

御食国若狭おばま食文化館

食にまつわる歴史・文化や伝統料理などを展示する「ミュージアム」、郷土料理などの調理体験を行う「キッチンスタジオ」、伝統工芸体験ができる「若狭工房」などがあり若狭小浜の魅力を満喫できます。

若狭鯖街道熊川宿

宿場町の面影を残す熊川の町並み。小浜から京への若狭街道の約1.1キロメートルの両側に、平入と妻入の町家が混じって建ち並びます。熊川宿資料館宿場館では、熊川宿、若狭街道、そして鯖街道の歴史を知ることができます。

福井県立若狭歴史博物館

「御食国」としての証である木簡や大規模寺社の資料・出土品等を紹介しています。「鯖街道」で有名な、都と若狭をつなぐ道をプロジェクションマッピングでダイナミックに体験できます。

  • お水送り
  • 浜焼き鯖
  • 明通寺
  • 放生祭