12きっと恋する六古窯~日本生まれ日本育ちの
やきもの産地~

  • 土管坂

瀬戸、越前、常滑、信楽、丹波、備前のやきものは「日本六古窯」と呼ばれ、平安末期から続いた世界に誇る日本古来の技術を継承している、日本生まれ日本育ちの、生粋のやきもの産地。
中世から今も連綿とやきものづくりが続くまちは、丘陵地に残る大小様々の窯跡や工房へ続く細い坂道が迷路のように入り組んでいます。
恋しい人を探すように、煙突の煙を目印に陶片や窯道具を利用した塀沿いに進めば、「わび・さび」の世界へと自然と誘い込まれ、時空を超えてセピア調の日本の原風景に出合うことができます。

お問い合わせ
常滑市商工観光課
電話番号
0569-47-6116
FAX番号
0569-35-3939
関連サイト
常滑市観光協会 常滑市HP観光ページ

愛知県常滑市のおすすめ

「やきもの散歩道(Aコース:1.6km/徒歩1時間)」の散策をお勧めします。窯場やレンガ造りの煙突など、常滑ならではの情緒ある風景が続き、常滑焼をお買い求めできるギャラリーや工房・古民家を改装したカフェなどが点在しています。
この「やきもの散歩道の文化的景観」も日本遺産認定の構成要素のひとつ。やきもの散歩道を象徴する坂道「土管坂」は、明治の土管と昭和の焼酎瓶が壁をおおい、足元には滑り止めとして土管の焼成時に使った焼台が埋め込まれた景色が広がっています。
また、登窯(陶榮窯)は、現存する日本最大級の登窯。廻船問屋瀧田家では、貴重な無尽灯(菜種油を用いた灯火具)や海運の歴史などを紹介しています。
名鉄常滑駅から、やきもの散歩道出発点までの「とこなめ招き猫通り」では、39体のご利益陶製招き猫と、幅6.3m、高さ3.8mを誇る「見守り猫とこにゃん」が皆さんを歓迎しています。

  • 登窯(陶榮窯)
  • 廻船問屋 瀧田家
  • 招き猫通り
  • 見守り猫
    とこにゃん