滋賀県長浜市のおすすめ
現存する日本最古の駅舎
明治15年開業の「旧長浜駅舎」は、現存する日本最古の駅舎です。コンクリート造り洋風建築は、長浜市の近代化を象徴する建物で、明治20年ごろは、北陸・東海・関西方面のターミナルステーションとして賑わいました。昭和58年に鉄道資料館として開館し、文明開化でにぎわう当時の様子が見られます。また、北陸線電化記念館と鉄道文化館を併設し、前者は、本物のD51型蒸気機関車と北陸線初の電気機関車ED70を展示。後者は、パネルやジオラマで北陸線の歴史が学べ、HOゲージ等の鉄道模型もありお子様から大人までお楽しみいただけます。
県下随一の観光地
黒壁ガラス館を中心に伝統的建造物群を活かしたエリアを黒壁スクエアと称しています。元々は豊臣秀吉が長浜城主のころに築いた城下町で、江戸時代から明治時代の和風建造物が残る、情緒ある町並みとその古建築を活用した博物館、レストラン、カフェ等が集積しています。黒壁ガラス館は、明治33年築の銀行であった洋館を、地元有志が買い取り、買い物客が減少する商店街を観光客向けへとリニューアルする象徴として平成元年に開館しました。今では年間約200万人が訪れる県下随一の人気観光地です。
長浜の迎賓館
明治20年に明治天皇皇后の行幸啓の立ち寄り所のために地元の豪商が建築した長浜の迎賓館「慶雲館」。命名は初代内閣総理大臣の伊藤博文と言われています。明治45年には、近代日本庭園の先覚者と呼ばれる7代目小川治兵衛によって庭園が作庭され平成18年に国の名勝に指定されています。毎年1月10日から3月10日頃には、梅の盆栽展「長浜盆梅展」を開催。昭和27年から続くこの行事は、樹齢400年の老木や高さ約3mの巨木等90鉢を展示する、歴史・規模共に日本一の盆梅展です。専属の管理人が手塩にかけて育てた盆梅は、一足早い春を届ける早春の風物詩です。
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