虎渓山永保寺
おすすめのテーマ・季節・アクティビティ
自然景観:山・峡谷、川・滝、花・樹木、石・岩
歴史:神社仏閣、庭園
開運・祭り:パワースポット
春・夏・秋・冬
文化体験(なで仏、座禅、お守り・お札、御朱印)・歩く・撮る
中国の名勝に劣らぬ自然に囲まれた名刹。
鎌倉時代に開かれた禅寺である虎渓山永保寺。「虎渓」の名前は、開祖である夢窓疎石がこの地を訪れた際、中国蘆山の虎渓(世界遺産)の風景に似ていたことに由来すると伝わります。土岐川が流れる山間の自然のなかにお堂や庭園が広がります。現存する開山堂と観音堂は国宝に指定されており、池泉回遊式庭園は国の名勝です。境内には高さ25mの大イチョウが天を指して立ち、秋遅くには日差しに輝く黄金色の葉が見事。モミジの紅葉とともに、秋の見どころになっています。
観音堂の前の庭園には「臥竜池」があり、池の上を反り橋の「無際橋」が架かっています。橋はアーチを描いたデザインが印象的。池の淵には梵音巖がそそり立ち、岩の間から一条の滝が流れ落ちています。源流は虎渓山に広がるシデコブシの群落地付近の湧水といわれ、澄んだ水が池を満たします。庭を見下ろす岩の上の六角堂には千体地蔵が祀られています。
山間のパワースポットに残る良縁祈願伝説。
虎渓山の境内には、「びんづる」様と呼ばれる柔和なお顔の石像が祀られています。古来、身体の悪いところと同じ箇所をなでることで治ると信じられており、「なで仏」として信仰されています。
また、そばを流れる土岐川に「龍浮淵(りょうふえん)」という場所があり、その昔、結婚式などで数多くのお膳などが必要になった時に、「何日にお膳を幾つ貸して下さい」と紙に書いて龍浮淵に流すと、当日には龍神様が河岸に揃えてくれていたという伝説があります。龍浮淵という言葉が、良夫縁・良婦縁などに繋がるということから、良い伴侶に出合う縁結びのパワースポットとしても知られます。
永保寺は2003年の火災で本堂と庫裏が全焼。その後、市民を中心とした募金活動によって2007年に庫裏が、2011年6月には本堂が、以前と変わらぬ姿で再建されています。
虎渓山永保寺
所在地 |
岐阜県多治見市虎渓山町1-40 |
営業時間 |
7時00分~17時00分 |
休日 |
無休 |
料金 |
無料 |
TEL |
0572-22-0351 |
アクセス |
JR「多治見」駅から東鉄バス小名田・小滝行き「虎渓山」下車、徒歩約7分 |
WEB |
http://www.kokei.or.jp/ |
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