金華山・岐阜城
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天下統一の本拠地、信長の城をたずねて。
長良川を望む、標高329mの金華山（きんかざん）山頂に立つ岐阜城。1201年に鎌倉幕府執事二階堂行政（ゆきまさ）により初めて砦が築かれたといわれています。岐阜城は旧名を稲葉山城といい、戦国時代には、司馬遼太郎の歴史小説「国盗り物語」の主人公である斎藤道三の居城でもありました。岩山の上にそびえる城は難攻不落の城としても知られ、美濃攻略をねらう織田信長も簡単には攻められませんでした。1567年にようやく織田信長がこの城を攻略し城主となります。信長は「井の口」と呼ばれていた地名を「岐阜」に、「稲葉山城」を「岐阜城」に改め、天下統一の本拠地とします。岐阜という名は、古代中国で周王朝の文王が岐山で天下を治めたことにちなみます。信長は、1576年に息子信忠に家督を譲るまで、城下町の発展に力を注ぎ、楽市楽座の保護などをはじめ斬新な政策により、岐阜城下は大変なにぎわいをみせました。
金華山山頂から360度、濃尾平野も一望！
現在の城は1956年に復興され、城内には史料展示室、楼上には展望台があります。展望台からは鵜飼で有名な長良川の流れが眼下に迫り、東には恵那山や木曽御嶽山の雄大な山容、北には乗鞍岳、日本アルプスが連なっています。西には伊吹、養老、鈴鹿の山並みが遠望でき、南には濃尾平野が開け、伊勢湾までもが遠くに浮かぶように望めます。
金華山の登山にはさまざまなルートがあり、岐阜市街地を眺めながらのハイキングや、いくつもの沢を横切り登るコース、鳥の鳴き声や緑を満喫できるコースなど、多彩に自然を楽しめます。また金華山ロープウェーを利用すれば山頂駅まで約3分と、あっという間です。岐阜城の記念に登城記念符（城御朱印）はいかがですか。 岐阜県の名産・美濃和紙に「岐阜城」の文字が力強い筆致で書かれています。
金華山・岐阜城
所在地 |
岐阜市金華山天守閣18 金華山頂 |
|---|---|
営業時間 |
3/16～5/11 9時30分～17時30分 5/12～10/16 8時30分～17時30分 10/17～3/15 9時30分～16時30分 ※元旦のみ6時30分～16時30分 |
休日 |
無休 |
料金 |
大人200円、子ども（4歳～16歳未満） |
TEL |
058-263-4853 |
アクセス |
JR「岐阜」駅または「名鉄岐阜」駅から岐阜バス「Ｎ80」高富行きなど長良橋方面行きまたは市内ループ線左回りで15分の「岐阜公園・歴史博物館前」下車。徒歩3分の岐阜公園内から金華山ロープウェー3分、「金華山ロープウェー山頂」駅から徒歩8分 |
WEB |
http://www.city.gifu.lg.jp/3537.htm |
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