赤沢自然休養林
おすすめのアクティビティと季節
自然景観を愉しむ:森林浴・鉄道
身体を動かす:ハイキング
春・夏・秋
日本三大美林で森林浴を楽しむ。
信州・木曽、ひのきの里と呼ばれる上松町に広がる針葉樹林は、日本三大美林の一つ。文字通り美しい林が標高1,080mから1,558mにかけて広大な面積で続きます。
赤沢自然休養林は樹齢300年以上の天然木曽ヒノキの森ですが、原生林ではなく、江戸時代初期に当時の尾張藩が森林保護のために守り育てたのが起源です。現在は春から秋のシーズンに開園し、自然を満喫しに大勢が訪れます。
赤沢の森は森林浴発祥の地。1982年に国内初の森林浴イベントが開催され、2006年には全国10カ所の森林で行われた実験により、森林のリラックス効果が明らかになりました。植物が発散する「フィトンチッド」と呼ばれる物質や自然の緑、澄んだ空気などの環境が健康に良い作用をおよぼすといわれます。春はツツジが相次いで開花し、夏にはヒノキの若葉が瑞々しい芳香を放ち、秋は森全体が赤や橙、黄に色づく森で、森林浴をしながらのハイキングがおすすめ。個性ある6つのコースが用意されています。
森林の個性あるハイキングコースを制覇!?
ハイキングコースは「ふれあいの道」「駒鳥コース」「向山コース」「中立(なかだち)コース」「冷沢(つめたざわ)コース」「上赤沢コース」の6つ。なかでも「ふれあいの道」(往復2.8km)は、全線が舗装と木道で整備され、休憩所や東屋が多く気軽に森林に触れられます。「駒鳥コース」(1周2.7km)は赤沢の代表的な景観の中をゆくメインコース。ヒノキやサワラの巨木に出合え、各分岐点で他のコースに変更も可能です。「向山コース」(1周2.0km)では、天気の良い日には乗鞍岳や木曽駒ヶ岳が望め、「冷沢コース」では森の最深部で木曽ヒノキに囲まれて自然との一体感を感じます。園内には大人限定の民宿もあるので、時間をかけてさまざまな楽しみ方ができます。
木曽地域では、かつては木材の運搬に、そして住民の足として活躍したのが森林鉄道。1987年から赤沢森林鉄道として復活し、園内で運行しています。天然ヒノキの美林を縫って走る姿は多くの人に愛されています。
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