朝熊ヶ岳
おすすめのアクティビティと季節
自然景観を愉しむ:山容
歴史・伝統文化に触れる:歴史的建造物
身体を動かす:登山
春・夏・秋
町石が道案内の「朝熊岳道」をゆく。
伊勢志摩国立公園の変化に満ちた自然空間をつくっている朝熊山(標高555m)。日本百景にも選ばれている、国立公園内の最高峰の山でもあります。初心者向けの登山道「朝熊岳道」で山頂の展望台まで登りが約2時間の距離。この道は朝熊山の参拝道の一つで近畿自然歩道として知られます。朝熊岳道登山口「であいの広場」から、いざ出発!一町(約109m)ごとにかつての道標(町石)が道端にあり、最後の二十二町まで続きます。木々の間を縫う狭い山道もあり、この町石とお地蔵様が道案内する山の道です。十町目まで登ってくると、伊勢市街地が見渡せる高さで、気持ちも高まります。林の中や開けた場所など変化ある山道で、町石を一つひとつ確かめながら登る楽しみがあり、あっという間の登山です。二十二町目からは伊勢湾が一望でき、汗を拭う瞬間が登山の醍醐味です。
お伊勢参りとセット!山頂への参拝路。
朝熊ヶ岳山頂からさらに歩いて金剛證寺(こんごうしょうじ)へと向かいます。江戸時代、「一生に一度は行きたい」とお伊勢参りが流行。「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と、伊勢音頭の一節にも唄われたように、伊勢神宮へ参拝した後は金剛證寺にも参拝するのが習わしとされ、大勢が訪れました。
金剛證寺本堂は、朱塗りの外観に、中は金箔押の豪華さ。本堂の前に鎮座するのは、頭の上に大黒様を乗せた「福丑(ふくうし)」。対になるように「智慧寅(ちえとら)」もいます。それぞれ身体健康、威徳を授けるとして、参拝者がなでるためツルツルと光沢あるお顔です。
また弘法大師が掘ったとされる「連間(つれま)の池」があり、6月から9月にかけてスイレンの花が見頃になります。山頂は朝熊山上公苑と呼ばれ、大パノラマの絶景が目の前に広がる空間です。展望足湯に浸かりながら、贅沢な景色を一人占め!
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